特集 生活指導はどうあるべきか
進学コースにおける生活指導—教務からの発言
高橋 令子
1
1神戸市立高看学院
pp.16-20
発行日 1963年8月1日
Published Date 1963/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663904413
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はじめに
生活指導をどのようにしているか書いてみないか,というご連絡をいただいて,ちょうど看護協会総会の前後であり,その上,学院では入学試験の準備が始まったところで,何かと気ぜわしく,一応おことわりしようかと考えたが,振りかえってみると,10年あまり学院教務と寄宿舎舎監を兼務して,今改めてその長さを認識し,事の多かったことなど思い出して,日ごろ考えていることをつづってご批判やご指導をいただき,反省の機会にできたらと思ってお引きうけすることにした。
教務と舎監の両者を兼務することの予盾や個人的な諸問題はここでふれないことにし,また学生たちが,私の方針をどう受け取ってきたかについても別の機会にゆずらせていただくことにして,すべて一方的につづってゆくことを始めにおことわりしておきたい。
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