病棟管理
小児病棟管理に当って
高井 静代
1
1静岡赤十字病院小児病棟
pp.33-36
発行日 1963年2月1日
Published Date 1963/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663904332
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はじめに
戦後17年を経て,我が国の医学の進歩がめざましく,それに伴い看護もいちじるしく発達し,従来の医師に付随した看護でなく,医学と肩を並べた看護が発達してまいりましたが,これによって真の看護管理が行なわれるものと思われます。特に小児看護の発達は戦後急速に発達し,外国のように小児総合病院を持たないまでも従前の小児科病棟でない小児病棟が設けられる病院が増加してまいりました。私共の病院においても昭和35年7月に,小児19床,未熟児11床を含めて30床というささやかな小児病棟が誕生致しました。開設2年間の病棟管理について申し述べ,諸先輩のご批判,ご指導を仰ぎたいと存じます。
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