座談会
看護教育はどうあるべきか
石本 茂
1
,
亀山 笑子
2
,
小林 富美栄
3
,
須河内 トモヱ
4
,
中鉢 美津子
5
,
南部 初己
6
,
古屋 かのえ
7
,
渡辺 静子
8
1国立国府台病院
2国立浜田病院附属高等看護学院
3厚生省医務局医事課
4九州大学病院
5慶応大学病院外科
6岩手医科大学附属病院
7国立東京第一病院附属高等看護学院
8株式会社日立製作所日立総合病院附属高等看護学院
pp.28-38
発行日 1960年11月1日
Published Date 1960/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903946
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曲り角にきたといわれる看護教育の将来を思うとき,その改革と向上のための布石としては,まずなによりも専任教員の資質というか,その体質改善の問題がまっさきに取り上げられなければならない。だが今日においては単に問題の所在をつきとめるだけではなく,その打開のための方策がしんけんに検討され,そのための力強い第一歩がふみだされなければならないのではなかろうか。—そうした意味において,斯界のエキスパートの方々のお集まりを願ったこの座談会の成果は,必ずや心ある人びとの胸に大きな波紋を投げかけずにはいないであろう。
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