調査・研究
カンファレンス活性化のために臨床実習後にディベートを試みて
畠山 玲子
1
1筑波大学大学院修士課程(前杏林大学医学部附属看護専門学校)
pp.364-368
発行日 1993年5月25日
Published Date 1993/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903665
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臨床実習におけるカンファレンスは,教育上非常に大きい意義があるということは多々言われているが,学生が立体的に,また効果的にカンファレンスを行なうということは非常に難しい.
今までのカンファレンスを振り返ってみても,学生自身の発言が少なく,意見交換も十分にされないまま終了してしまうことが少なくなかった.1つのテーマにおいて発言する人が一定してきたり,出された意見に対しての反応も少なく沈黙している時間が長く続く.その上準備も不十分であるため,教員がサポートしないと進行することができないという状態が多い.
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