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活性化血小板の検出法
野村 昌作
1
1関西医科大学第一内科学第1
pp.266
発行日 1996年10月30日
Published Date 1996/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903144
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血栓傾向における最も初期の反応は,血小板の活性化である.近年,血小板機能に関する分子機構の研究が進み,血小板膜糖蛋白上の受容体と各種粘着性蛋白との結合のメカニズムについては,ほぼ全貌が解明された.
最近は,これら血小板の活性化に関連した膜糖蛋白の構造変化や血小板に由来する内因性因子を血小板系分子マーカーとして,血栓傾向の診断に利用しつつある.
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