特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
大学における自己点検・評価
嶋田 智明
1
Shimada Tomoaki
1
1神戸大学医学部保健学科
pp.276-284
発行日 2003年4月1日
Published Date 2003/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100941
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大学は,最高の教育機関として,また学術文化の研究機関として,自主的・自律的な判断と努力によって教育・研究活動を展開すると共に,学問と文化を伝承し発展させる社会的責任を負う.この責任を果たすために大学は常に教育・研究水準の向上や活性化に努めることが必要である.
大綱化・簡易化・自由化をうたって平成3年(1991)に改正された大学設置基準により各大学は,それぞれ自主的・自立的判断と努力によって教育水準の向上や活性化を目指して自由に多様で個性的な教育を展開することが可能となった.いまや各大学は,そのために最大限の努力を払うことが最重要の課題であり,それを果たすことは強い社会的要請である.
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