グラフ
カイザースヴェルト学園での研修―藍野学院短期大学の第12回国際看護研修報告
辰巳 恵子
1
,
檮木 純二
1
1藍野学院短期大学看護学科国際看護研修委員会
pp.826-829
発行日 2002年11月25日
Published Date 2002/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903291
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昨年8月に行った「第12回国際看護研修旅行」は,わが校にとって大いなる岐路の研修であった.前年まで,アメリカのホーリーネイムズ大学で研修し,十分成果を上げてきたが,もっと幅広く国際看護研修を実施しようと思慮し,ナイチンゲールが看護を学んだドイツのカイザースヴェルト学園と,福祉先進国のデンマークの日欧文化交流学院の2つの学校での研修を企画した.特にカイザースヴェルト学園は,今までどこの国からもこのような研修を受け入れたことがなく,本学が初めてとのことであった.
どちらの研修も必ず成功するとは思っていたが,アメリカ以外で研修を行うのは初めてのことであり,一抹の不安は隠せなかった.しかし,この不安は杞憂となり,2つの研修は想像以上の成果を得ることができた.本稿では,カイザースヴェルト学園での研修を報告する.
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