学園だより
高知学園短期大学衛生技術科
枝重 則治
pp.1461
発行日 1988年12月1日
Published Date 1988/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205524
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■沿革
1967(昭和42)年1月,文部省より高知学園短期大学(食物栄養科)の設置が認可された.翌年2月には衛生技術科の設置が認可され,その3月,衛生検査技師養成校(3年制)として指定された.これは当時,四国では唯一の,短期大学における技師養成所の誕生であり,以後,陸続として設立される同種専門校誕生の口火を切ったものであった.また,当時は,目覚ましい経済成長とともに,高学歴志向が高まり,急速な医学の進歩とともに医療従事者の養成が急務とされる時代であった.以後,先見の明ある創立者,川島源司先生の描かれたパラメディカル・スクール構想の一環として,リハビリテーション学院('68年設置・認可),保健科('70年設置・認可),幼児教育科('69年2月設置・認可)として次々とその構想が実現してゆく.現在,高知県唯一の私立短期大学として,また,付属幼稚園から小・中・高校,短大および専修学校を擁する一大総合学園として,県内外の高校生の憧れの的となって,年々,志望者数・競争率も増大の一途をたどっている.
その間'71年4月,臨床検査技師養成校に指定され,本年3月には衛生技術科第19期生を送り出した.
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