研究報告
訪問看護ステーションにおけるかかりつけ医との連携体制の問題点
立石 容子
1
,
名田 千恵
1
,
大部 八重子
1
,
藤原 直子
1
,
山中 道江
1
1平野区医師会訪問看護ステーション
pp.40-44
発行日 2000年1月15日
Published Date 2000/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902067
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
訪問看護ステーションの活動において,解決しなければならない問題点には種々のものがあるが,かかりつけ医との円滑な連携体制の確立は最重要課題のひとつである.しかし,実際には意思の疎通が図られずにうまく連携できていないのが現況で,その解決のための対策が必要である.また,この問題の検討の過程で,求められるべき訪問看護ステーションの将来像の想定もできると思われる.
このため,連携の問題点の把握のために現況を分析し,相互協力体制の確立のため解決すべき問題点について検討した.また,連携の円滑化のための方策として,訪問看護ステーション理解のための医師教育用の利用マニュアルを作成,配付,その効果についてアンケート調査を行なったので報告する.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.