特集 日本の看護・看護教育 私にとっての20世紀
社会保険看護研修センター看護教員養成学科2回生の推薦による日本の看護・看護教育に貢献した20世紀のこの人
pp.689-693
発行日 2000年8月25日
Published Date 2000/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902338
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
私たち看護職者にとって最も関係の深い法律である保健婦助産婦看護婦法を,わかりやすく説いた人.一般に法律の条文はわかりにくいと思われている,何度読んでも解釈しきれないような難解な表現にぶつかり,そのうちに読む気すら失ってしまう.しかし,保助看法に対する理解なくして,その仕事に携わることは恐ろしく,危険なことである.
清水氏は保助看法の解説だけでなく,実際の業務や教育の実践に法律をどう運用していくかという実務的な面から解説を加えている.自分たちの法律に関心を持ち,少しでもなじんでいこうという気持ちになった.これは看護職という専門職としての自覚と誇りを持つことにつながる.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.