看護教育新カリキュラムを追って・10
新カリキュラムを展開するための総合的な取り組み―現在検討中の試案と進度表
増田 恒子
1
,
中村 節子
1
1藤沢市立看護専門学校
pp.802-808
発行日 1996年10月25日
Published Date 1996/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901464
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はじめに
本校では現行カリキュラム実施後丸5年が経過しているため,主要概念や学年日標の明確化,学科内容を継続的に整理する必要を感じ,1996(平成8)年度にカリキュラム検討委員会を設け,本格的に取り組む年としていた.
看護は時代変遷の影響を受けるため,看護の機能や方法は変わるかも知れないが,その本質は変わらないと思っている.看護を学ぶ学生には,人間を愛しむ心をもち,自ら判断し行動できることを根底に育てていきたいとの思いをもって常々かかわってきた.しかし,それを学ぶ学生は,以前に比べいろいろな点で変わってきていることを実感している.
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