連載 癒しの環境・22
言葉がいちばん
高柳 和江
1
,
クミコ・クリストフ
1日本医科大学(医療管理学教室)
pp.780-781
発行日 1996年10月25日
Published Date 1996/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901460
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- 文献概要
医療提供者の言葉は,患者に生きる意欲をわかすことも,心を切り刻むこともできる.
ひとり言.同じ医療提供者に言う言葉,そして患者にむかって言う言葉,言葉には3種類ある.ひとり言は意外に本人が気づいていないことが多い.「しまった」「まいった」「ま,いいか」など自信のない声,無責任な言葉は患者の心を傷つける.信用もなくなる.患者の不安も増す.
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