看護教育新カリキュラムを追って・7
新カリキュラムをどう生かすか―日本看護学校協議会の調査をふまえて 山田里津氏に聞く
山田 里津
1,2
1二葉看護学院
2日本看護学校協議会
pp.538-539
発行日 1996年7月25日
Published Date 1996/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901405
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●画期的な中間報告の内容ですが.
―今回のカリキュラムの考え方は新しいことではなく,時代に対応した当然のことと思います.ですけれども,たとえば,科目にしても細かい内容が出ていないので,どういうふうにしたらいいんだろうかと,対応するにあたっての方法の問題がありますね.学校の自主性とか自由裁量が問われるということは,ものをもっていないと出せないわけです.
各教員もですが,学校長なり教務主任なり,学校の責任者がどういうポリシーをもって教育にあたるかということが,十分にその学校で確立していないとできません.新カリキュラムで問われているのはこの点だと思います.
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