海外文献にみる看護教育学研究
老人看護学を教えられる教員の教育
森 淑江
1
1前千葉大学看護学部
pp.134-135
発行日 1996年2月25日
Published Date 1996/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901318
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文献:Yurchuck, E. R., Brower, H. T.:Faculty Preparation for Gerontological Nursing, Journal of Gerontological Nursing, 20(1):17-24, 1994.
この文献は,現在どの位の教員が老人看護学に関する教育を受けているかを調査すると共に,老人看護学についての教育を受けた教員の不足が教育に与える影響について検討したものである.
看護教育カリキュラムの内容と成果を左右する因子の1つは看護教員である.老人看護の重要性が高まっている今日,老人看護に関して教育を受け,臨床での実践経験のある教員を十分揃える必要がある.そこで,南部地域教育委員会(SREB)はプロジェクトを組み,15の加盟州で大学レベルでの老人看護学を教えられる教員に関する調査を行なった.老人看護学のカリキュラム,臨床や教員の問題に関する調査用紙が看護の準学士課程または学士課程をもつSRER州内の各大学に送られた.本調査は1990年に行なわれた調査の結果を紹介し,大学の看護教育プログラムへの影響について検討している.
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