特集 老人看護教育・その2
老人看護教育の実際—老人看護実習を中心にして
川島 和代
1
,
金川 克子
1
1金沢大学医療技術短期大学部看護学科
pp.71-75
発行日 1984年2月25日
Published Date 1984/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907931
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はじめに
看護教育における実習の意義は,理論と実践の有機的な連携であり,理論的に学んできた看護の機能を実践を通して確認することといえよう.
ところで実習教育を考える時に,学習対象の選定が学生の教育効果を大きく左右することが多々ある.当看護学科においては表1のような実習領域に分けて実習教育の系統化を図っている1).実習形態は3年次の1年間を集中看護実習とし,学生はグループごとにローテートし,主として1人1ケースを受け持ち,看護を展開している.
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