特集 医療の多様化とPOS―第15回日本POS医療学会報告
一般演題
ICUフローシートの活用による記録の改善を試みて
斎藤 幸江
1
,
菊池 妙子
1
1筑波メディカルセンター病院ICU
pp.1010-1013
発行日 1993年11月30日
Published Date 1993/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900733
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はじめに
POSが導入されてから,看護婦の記録に対する考え方が大幅に変化し,記録を通しての思考や情報の伝達が当たり前のこととして日常の業務になっている.
しかし反面,記録に費やす時間が多くなり,1988年看護協会調査における記録時間は日勤の10.1%,看護業務の第2位を占め,勤務内では記録が終了せず,超過勤務の第1要因にあげられるという新たな問題が生じていた.
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