NURSING EYE
“からだのふしぎシリーズ”の絵本づくりにかかわって
竹内 登美子
1
1順天堂医療短期大学
pp.705-707
発行日 1993年9月25日
Published Date 1993/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900666
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エディプス期にある子どもの絵本づくり
ナースである私と友人が,編集委員・解説・監修者としてかかわった絵本が,この6月初旬に刊行されました.「幼児が“不思議だな,おもしろいな”と身体への興味をひきおこす絵本をつくりたい」という思いを持った編集者が,その企画を具体的なものにするために,ナースである私と友人に声をかけてくださったのは,約1年前のことです.「企画の段階からブレインとしてナースに相談したかった」という言葉がうれしくて,すぐに引き受けました.
対象は4~6歳児とのこと.フロイド(Freud)が人格形成に最も大切であるとした,エディプス期にある子どもです.その期の子どもに絵本を通して関われると思うと,心が踊る気分でした.
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