調査・研究
学生指導への初挑戦―レディネスカード活用で変化した指導観
木村 敦子
1
1加古川市民病院
pp.534-537
発行日 1993年7月25日
Published Date 1993/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900615
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平成4年度,日本看護協会兵庫県支部主催臨床指導者研修会(4日間)に参加した.受講に際し私は学生指導の問題点として①NICUという特殊な病棟で学生の緊張が強く,学習成果が上りにくい,②2日間という短期間で学ばせたい内容の目標達成度が低い,の2点を持ち臨んだ.受講中,4名の講師との出会いから学生指導への一歩として,レディネスカード(以下カードと略す)の活用に興味を持った.研修会参加後,初の実習グループに,早速カードを導入した.これが私自身の自己変革となり,学生および指導者の緊張を柔らげた.そして意図的な実習場面の設定から学生の学びが拡がったのでここに報告する.
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