BOOKS 海外文献
海外文献にみる看護教育学研究
阿部 俊子
1
1三井不動産(株)シルバー関連事業室
pp.276-277
発行日 1993年4月25日
Published Date 1993/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900560
- 有料閲覧
- 文献概要
看護における評価方法
パート1 学問的な場での評価
第1章序章
看護は専門職であるから,その教育や業務に対して,明確な評価が必要である.評価は,現在の教育プログラム,もしくは業務内容を分かりやすく査定する手段でなくてはいけない.評価とは,何が必要であるかを選択するために必要な情報を列挙し規定することである.もう1つの目的として,適切な教科変更や現在の介入の改革の方法を定めることがある.Lynchによると,評価とは個人や教科,施設の判断の基礎の特徴の質を描くものであるとしている.
「測定」ということと「評価」ということは明確に区別されなければならない.学校もしくは施設(病院)としての価値基準があってこそ,「測定」は「評価」になり得る.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.