特集 続 これでよいのか准看護婦教育
准看護婦教育課程改正をどのように受け止め,教育にいかすか
渡辺 浩良
1
,
松本 節子
1
,
田代 裕子
1
,
坪屋 悦子
1
,
仙波 生子
1
,
島田 礼子
1
,
嶋岡 比登枝
1
,
千葉 キミエ
1
1東京都多摩地区准看護婦教育研究会
pp.266-272
発行日 1992年4月25日
Published Date 1992/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900366
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准看護婦教育制度の発足以来,40年ぶりに准看護婦教育課程が改正された.都内准看護婦学校の教務主任の集まりでもある東京都准看護婦教育研究会では,改正された教育課程(以下,改正教育課程)の運営にあたって,4班に分かれて学習会を編成し,全体での検討を重ねてきた.この成果をもとに,さらに東京都多摩地区の教務主任で准看護婦教育はいかにあるべきか,また,のぞましい准看護婦教育の実現のために教育内容をどう整理したらよいのかを検討した.
そこで,今回は准看護婦教育の現状を概観し,准看護婦教育に長年従事している我々教員がどうカリキュラム改正を受け止めたか,について述べてみたい.次号以降,検討した教育課程の試案を報告したい.
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