特集 学生と看護診断に取組もう
看護の自立と看護診断―アメリカ合衆国での研修に思うこと
江本 愛子
1
1三育学院短期大学
pp.39-42
発行日 1992年1月25日
Published Date 1992/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900326
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このたび筆者はアメリカ合衆国(以下,アメリカ)に1か月研修する機会が与えられた.それは「看護学生国際交流研究会」の企画した3週間のプログラムであったが,学生が語学研修と看護研修を通して医療社会事情と文化背景を理解した上で,自立を尊重する看護のあり方が学べるようにと願って,筆者は研修内容の提案をした.研修地は,ロッキー山脈の麓にあるデンバー市.看護の講義・討議は10回,見学施設は7か所に及んだ.その研修期間を通し,また独自に行なった資料収集とインタビューを通して,筆者にとっては“自立”の文化と看護診断との関わりを考えるよい機会となった.
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