特集 看護教員の待遇改善に向けて
教員を育てるためのシステム―短期大学における助手の育成
原 一寿
1
,
池田 澄子
1
1愛媛県立医療技術短期大学
pp.211-215
発行日 1991年4月25日
Published Date 1991/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900194
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はじめに
当短大は,時代に対応できる能力を持った質の高い看護婦,臨床検査技師を養成するため,1985年から準備がはじめられ,1988年4月に開学した.今年3月に3年課程の第1回の卒業生を出し,4月から保健婦と助産婦課程の専攻科が開設される.愛媛県という地方に立地し,多くの困難をかかえながらの開学で,ことに看護学科の教員確保は至難であった.
そこで,教員確保と併行して,将来に向けて教員を養成する土壌づくりをシステム化することに重点を置いた準備体制が敷かれた.それらの取り組みと若干の成果について報告したい.
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