レポート
【インタビュー】ペーロン・ドラゴンボート部がつむぐ相生市看護専門学校の歴史と絆
河田 英幸
1
,
山本 聡
1
,
森本 恵梨華
1
,
『看護教育』編集室
1相生市看護専門学校
pp.608-613
発行日 2023年10月25日
Published Date 2023/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663202156
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ペーロンは長さ13m、幅1.58mの木造和船です。相生ペーロンでは、漕ぎ手28人、舵取り・艇長・銅鑼・太鼓各1人の計32人が乗船し競漕します。江戸時代初期に中国から長崎に伝えられ、播磨造船所(現・IHI)の長崎出身の従業員が相生に広め、100年の歴史をもちます。ペーロンとはパイロン(白龍)がなまったものと言われ、銅鑼や太鼓の音に合わせ力漕する姿は、まさに龍が水面を駆けるような勇壮、壮観な光景です。ドラゴンボートもペーロンと似た船ですが仕様や乗員数が若干異なり、ドラゴンボート競技では世界大会も開催されています。
相生市看護専門学校では1998年にペーロン部が創設されました。学校として相生ペーロン祭に参加し、地元住民との交流はもとより、競漕では女子チーム・男子チームともに連覇を重ねる強豪チームです。ドラゴンボート競漕にも参加し、日本代表チームに選抜され、日本選手権も連覇するなど輝かしい成績を残しています。
今回、相生市看護専門学校のペーロン・ドラゴンボート部の監督であり副校長の河田先生、学生時代から部員で今も教員として部活に参加している山本先生、森本先生に、皆と力を合わせ何かに熱中することの楽しさをテーマにお話をうかがいました。
聞き手 「看護教育」編集室
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.