特集 人生100年時代の看護師の養成―慢性疾患、ヘルスケア、生き方を見すえる
人生100年時代、超高齢社会で求められる看護職とは―養成校に期待される取り組み
北川 公子
1
1共立女子大学看護学部
pp.14-19
発行日 2023年2月25日
Published Date 2023/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663202035
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
日本国内の100歳以上の人口が初めて9万人を超えたことが、2022年9月のシルバーウィークに報道された。男女ともに平均寿命が80歳を超えているわが国では、「人生100年時代」という未来が、夢物語ではなくなりつつある。このような超高齢社会で働く看護職も、その育成を担う養成校もまた、高齢化の進行と無関係ではない。
今回の特集では、「人生100年時代」を生きる国民や社会に求められる看護職を輩出する、教育機関に期待される取り組みを展望してみたい。
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.