特集 教育機関と医療機関の協働による「これからの実習」
コロナ禍における小児看護学実習での協働―医療機関としての取り組み
村田 育子
1
,
丸山 有加
1
1神戸大学医学部附属病院看護部 小児医療センター
pp.1137-1139
発行日 2021年12月25日
Published Date 2021/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201868
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
模擬事例の概要紹介
私たちの病棟からは模擬患者として4事例を提供しました。そのうちの1人は3歳女児で、初発のネフローゼ症候群という事例を選定しました。入院時の患児は顔面や四肢に浮腫が著明にあり、尿量の減少や体重増加を伴っていました。また、血液検査と尿検査では、低アルブミン血症を認めており、タンパク尿や潜血も出現している状況で、入院後すぐにプレドニンの治療が開始になりました。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.