連載 コミュニケーションの「困った」をスキルで解決!・11
動機づけ面接のスピリットをもって傾聴し共感する―自己防衛的な態度を示す学生への対応
藤澤 雄太
1
1国立看護大学校
pp.198-201
発行日 2021年2月25日
Published Date 2021/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201676
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実習が始まる前の座学では、髪の色や服装、そして言葉づかいなどについて、教員のあいだでよく課題にあがっていた看護大学3年のJさん。現在、領域別実習を3つ終え、4つ目の成人看護学実習に参加しています。
Jさんは実習開始前の課題を半分ほどでやめてしまっており、最後まで終わっていませんでした。実習が始まってみると、Jさんが課題でまとめた内容と実際の受け持ち患者の疾患が違っていました。そのような状況を教員は知り、困っているのではないかと心配し、病棟実習を終えて学生控え室に戻ってきたJさんに声をかけました。
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