特集 予防医療―包括的な提供を目指して
予防医療に役立つ技能
動機づけ面接
許 智栄
1
1神戸市立医療センター中央市民病院救命救急センター
キーワード:
アンビバレンス(両価性)
,
協働性
,
引き出す
,
聞き返し
,
OARS
Keyword:
アンビバレンス(両価性)
,
協働性
,
引き出す
,
聞き返し
,
OARS
pp.1111-1115
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika126_1111
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Summary
▪動機づけ面接(MI)とは,患者を中心にしたカウンセリングスタイルであり,変化に対する両価性に関わる問題を取り扱う.
▪MIでは,「協働性」「受容」「思いやり」および「引き出す」の四つの要素が根底にある.
▪MIでは,「関わり」「フォーカス」「引き出す」および「計画する」の四つのステップがあるとされる.
▪MIで重要視される手法として,聞き返しとOARSがある.
© Nankodo Co., Ltd., 2020