特集 実習病院と教育機関の関係づくり
扉
pp.901
発行日 2019年11月25日
Published Date 2019/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201354
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社会的な医療ニーズの上昇に伴い、看護師等学校養成所の数は急激に増加しました。この現象は特に都市部で顕著であり、看護基礎教育機関は実習先の確保に苦慮しています。また同時に、実習を受け入れる臨床施設も看護職員の確保が難しくなっており、できるだけ能力の高い学生を多く受け入れたいと考えています。
そのような状況のなか、京都橘大学と京都市立病院は、教員と実習指導者が連携することで、臨地実習や基礎教育、さらに臨床看護師の現任教育までを効果的に行えるような取り組みを行っています。特集では、教育と臨床の立場から実習における学生とのかかわりを振り返り、それぞれの間の「ずれ」を埋めるためにどのようなことが必要かを紹介していただきました。
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