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書評 ユマニチュードと看護
横井 郁子
1
1東邦大学看護学部
pp.483
発行日 2019年6月25日
Published Date 2019/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201260
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多彩な実践風景を描き出す、ユマニチュードからの誘い
2013年3月、あるきっかけで本田美和子医師にイヴ・ジネスト氏とロゼット・マレスコッティ氏が講師を務める研修の見学の機会をいただき、途中から研修生に混じって実技指導を受けさせていただいた。あっという間の時間だった。楽しかった。そのときの参加者と桜の木の下で写真を撮った記憶がある。皆笑顔だった。
やってみたくなる。そして、笑顔になる。ユマニチュードの最大の魅力がここにあると思う。「自由・平等・友愛」を核としたユマニチュードの哲学。ユマニチュードを紹介する講演や書籍には必ずこの哲学の重要性が語られているが、本書にも、やはりその哲学が一貫していることをあらためて実感している。
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