特集 身体拘束から考える 基礎教育と臨床の関係
【インタビュー】拘束という慣習を乗り越えるために─酒井郁子先生に聞く
酒井 郁子
pp.434-440
発行日 2018年6月25日
Published Date 2018/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200994
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身体拘束の問題を見定める
─従来,看護基礎教育においては「拘束はするべきではない」という教育がされつつも,「現場はそうはいかない」ために,拘束は続けられてきました。学校で教えていることと,臨床で実際にされている看護の違いを象徴しているように感じます。
酒井先生は,千葉大学独立専攻修士課程看護システム管理学にて,ずっと身体拘束の問題に取り組んでおられ,また高度急性期病院での抑制しない看護を実現された金沢大学附属病院の小藤看護師長も,千葉大学のこの修士課程の一期生で,酒井先生のお話に影響を受けたと伺っています。
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