追悼
酒井 糾先生の旅立ちを偲んで
鈴木 正司
1
1信楽園病院
pp.6-6
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001170
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私が先生と親しくお付き合いさせていただく契機は,今から35 年も前の本誌「臨牀透析」の創刊の時期でありました.35 年前といえば,わが国で透析医療がようやく医療保険でカバーされるようになり,この治療が大学病院や一部の指導的病院から,市中の病院・医院にも急速に拡大した時期に当たります.すでにその分野では月刊専門誌「腎と透析」が先行しておりました.増永社長と前田貞亮先生の構想では,透析医療は専門医師のみならず,チーム医療体制を構成する看護師・臨床工学技士・栄養士・薬剤師などにより実施されるものであるから,それら職種をも広く読者対象にするものでありました.
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