ここまできた日本の医療・15
小児のCAPD療法—酒井糾・北里大学助教授に聞く
pp.364-367
発行日 1986年4月1日
Published Date 1986/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921368
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CAPD療法の歴史
──慢性腎不全患者で血液透析が継続できない患者に対して,CAPD療法(Continuous Amblatory Peritoneal Dialysis,持続的携帯型腹膜透析)が始められたと聞いていますが,いつごろから臨床応用されたのでしょうか.
CAPDの歴史そのものは浅いのですが,その根底となっている腹膜透析による治療は,すでに1923年ドイツのGanterらによって行なわれています.
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