特集 「おかしいな」と思ったときの学生指導
ゴールデンウィーク明けからの「遅刻」「居眠り」「再試験」
田中 郁江
1
1板橋中央看護専門学校第1学科
pp.284-285
発行日 2014年4月25日
Published Date 2014/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102667
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事例 地方から出てきて一人暮らしを始め,環境変化に戸惑う学生
この春,地方の高校を卒業,上京し看護専門学校に入学してきたAさん。入学してからの毎日は,授業や演習で大変忙しい日々を過ごしていた。学校生活では,遅刻や欠席もなく,真面目に授業に取り組むことができていた。しかし,ゴールデンウィーク明けから遅刻の回数や授業中に居眠りをすることが多くなり,終講試験では再試験を受ける回数が増えてきた。また,休み時間は教室で他の学生と話すことなくスマートフォンとにらめっこ。いつも疲れたような顔で元気がなさそうな様子であった。 *個人と場所が特定されないようにフィクションとして再構成しています。
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