特集 クリティカルシンキングは終わらない
扉
pp.449
発行日 2013年6月25日
Published Date 2013/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102407
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20世紀末に本格的に日本に入ってきたクリティカルシンキングの概念ですが,なぜか,その後10年ほどであまり耳にする機会がなくなっています。看護界においても同様で,一時は教育・管理の分野で注目を集めましたが,現在はあまり言及されることがありません。
ベナーやカルペニートら看護理論家たちは,最近の著書でもその重要性を認めていますし,日々「問題」を解決していかなくてはならない看護師にとって,クリティカルシンキングの重要性は増しこそすれ,減じているとは感じられません。なのに,この状況はどうなのでしょう?
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