連載 九州・沖縄からの風 学生が綴る看護への想い・10
タイ研修で驚き,学ぶ
新里 葵
1
1琉球大学医学部保健学科
pp.902-903
発行日 2012年10月25日
Published Date 2012/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102227
- 有料閲覧
- 文献概要
琉球大学国際保健研究会でのタイ研修
本学健康学科には,「琉球大学国際保健研究会(りゅうほ)」というサークルがあります。1997年12月にサークルが発足し,翌年3月には第1回のタイ研修をスタートさせ,今年で15周年を迎えます。活動内容は,(1)タイ国チェンマイ大学看護学部との交流(タイ研修・タイ学生受け入れ),(2)定例勉強会,(3)JICA研修生との交流会,(4)報告会ですが,最近は(1)と(4)のみになっています。私はもともと国際交流には興味があったので,先輩に声をかけられたとき,細かい活動内容を聞く前にすぐに入会の返事をしたのを覚えています。
タイ側の国際交流が大学主体なのと違い,私たちはサークルとして活動しているので,重要な書類の確認以外は教員の手を借りることなく学生主体で,先方との連絡・調整,飛行機の手続き,予算案作成,日程作成,報告書作成・発表などを行います。なので,タイの看護,医療・福祉以外にも企画・運営から学ぶことも多く,さまざまな経験ができています。
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.