特集 平成23年度教務主任養成講習会を振り返る
明確になった自校と自己の課題へのチャレンジ─考えるスイッチをONに
古賀 幸子
1
1大川看護福祉専門学校看護学科
pp.293-294
発行日 2012年4月25日
Published Date 2012/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102049
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平成23年度福岡県教務主任養成講習会の半年間の受講を修了して2か月が経ちました。講習会後,それぞれ自校に戻り,現実の忙しさのなかに身を置きながらも,一つひとつの現象を講習会での学びと関連させ,看護学教育の実践をしようと努めているところです。そのなかで,この講習会が,何よりも優れた講師陣に恵まれていたこと,そして受講生16名の仲間との共同学習が本当に貴重な学習の機会だったと改めて実感しています。
私は,看護教員として20年を過ごし,現在は実習調整者および学務長として,臨地実習全体の企画・調整等,学生募集および広報担当など学校運営に必要な役割を担い,後輩教員の指導的立場として学科長を補佐する立場にあります。看護学教育の充実を図るうえで,今後,さらに高い教育実践力と学校運営に関するマネジメント能力が求められる状況にあり,講習会の受講によって,看護学校運営に関する知識・技術向上を目指したいと希望しました。講習が進んでいくなかで,自校の課題と看護教員としての自己の課題が明確になり,これからの新年度に向けてチャレンジしようとわくわくしています。
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