焦点
教務主任養成講習会の講義・演習指導担当者からみた意義―看護学教育方法演習指導を担当して
白水 麻子
1
1聖マリア学院大学看護学部
pp.1014-1020
発行日 2011年12月25日
Published Date 2011/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101945
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はじめに
2010(平成22)年4月に厚生労働省より「看護教員に関する講習会の実施要領」および「専任教員養成講習会及び教務主任養成講習会ガイドライン」(以下,ガイドライン)が示された。この実施要領およびガイドラインを受けて,平成23年度福岡県教務主任養成講習会(以下,本講習会)が2011年6月22日より11月24日の期間で開催されることとなった。2010年度の受講生は16名であった。なお,本講習会の開催の経緯などについては,52巻10号にその経緯について掲載されているのでご参照いただきたい1)。
本掲載は,教務主任養成講習会を受講する意義について養成所教員の理解を深める,および都道府県での開催および受講を推進して養成所の教員の質の向上に寄与することを目的としている。今号では本講習会開催において看護学教育方法演習指導を担当した筆者の経験を通して,教務主任養成講習会の意義について述べていく。
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