特集 今,学生と共にいのちを考える
子どもを病気で喪うこと いのちをみつめる意味
鈴木 中人
1
1NPO法人いのちをバトンタッチする会
pp.986-991
発行日 2011年12月25日
Published Date 2011/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101940
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私は,長女・景子(当時6歳)を約3年間の闘病の末に小児がんで亡くしました。闘病,死別,悲嘆のなかで,生きる,死ぬ,いのち,家族,良き医療,本当に大切なこととは何だろうか? 答えがないまま何度も考えてきました
2005年,会社を早期退職して,学校での「いのちの授業」や企業での「いのちの研修」を始めました。これまで全国で13万人の方が授業やセミナーに参加してくれています。現在,NPO法人いのちをバトンタッチする会代表,名古屋市立中央看護専門学校非常勤講師,(財)がんの子供を守る会評議員・東海支部代表幹事,国立病院機構名古屋医療センター臨床研究審査委員,愛知県のがん対策推進計画委員や,命を大切にする教育研究会委員などをしています。
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