特集 地域に根ざした教育の実践
地域を基盤とする看護基礎教育―自主グループ活動への参加を中心に/【コラム】専攻科助産学専攻における「自主グループ」を通した教育
平野 文子
1
,
伊藤 智子
1
,
高橋 恵美子
1
,
別所 史恵
1
,
加藤 真紀
1
,
山下 一也
1
,
阿川 啓子
2
,
狩野 鈴子
3
1島根県立大学短期大学部出雲キャンパス看護学科
2島根県立大学短期大学部出雲キャンパス看護学科地域連携ステーション
3島根県立大学短期大学部出雲キャンパス
pp.373-379
発行日 2010年5月25日
Published Date 2010/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101457
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はじめに
島根県立大学短期大学部(以下,本学)では,大学憲章に「地域のニーズに応え,地域と協働し,地域に信頼される大学」の実現を掲げ,教育理念として「『開かれた大学』として地域社会の発展に貢献する」ことを謳っている。
これまでの看護教育の多くは疾患や症状中心の「医学モデル」であり,医療機関を中心とした教育が主流であった。しかし,QOLを志向する「生活モデル」による教育が必要となってきており,地域の自主グループを活用した教育プログラムを構築し,地域に学ぶ方法を取り入れることとした。今回は,その取り組みを紹介する。
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