特集 保健婦活動「私のコツ」
地域活動のなかのコツ
住民自主グループをつくるコツ
門川 次子
1
1熊本県蘇陽町役場
pp.972-975
発行日 2001年11月25日
Published Date 2001/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902532
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蘇陽町では,熊本県の健康づくりモデル市町村の指定(くまもと80ヘルスプラン)を受け,「寝たきりになっても安心して花見にいける町にしよう」を目標に運動を展開してきた。その活動の中心となったのが,平成元年に発足した地域住民のアドバイザーでもあり,健康づくりのリーダーでもある「健康むら長」である。
この健康むら長を中心に,保育園児,小学生,中学生,高校生,青年団と一緒に,健康な生活を送るためには「自分だったら何ができる」「行政だったら何ができる」という話し合いのなかで健康づくりを進めてきた。蘇陽町の健康づくりが13年間も継続できているのは,住民組織の力があったからこそである。そこで,住民自主グループと健康づくり取り組みのコツについて述べてみたいと思う。
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