第2特集 看護学生論文―入選エッセイ・論文の発表
エッセイ部門
講評●粒ぞろいの入選作の「気づき」に感謝
柳田 邦男
pp.677-679
発行日 2009年8月25日
Published Date 2009/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101258
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■粒ぞろいの入選作から
看護学生が授業や実習を通して,どのように学び,どのように専門的職業人に向って成長していくのか,そのことに興味があって,学生たちの応募作品(エッセイ)の選考を引き受けて,3回目になる。前2回とも,心に染みるすばらしい作品に出会えて,私自身が貴重な学びを得た。
若い学生たちは,みずみずしい感性をもって病む人のケアにあたるとき,知識不足や経験不足ゆえに,失敗や悩みを喜びや悲しみなどを胸に深く刻むことになる。しかし,身をもって体験するからこそ,忘れ得ぬ学びとなるのだ。
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