連載 医療と社会 ブックガイド・91
『ニーズ中心の福祉社会へ─当事者主権の次世代福祉戦略』その2
立岩 真也
1
1立命館大学大学院先端総合学術研究科
pp.182-183
発行日 2009年2月25日
Published Date 2009/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101145
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前回,中身を紹介しなかったその本の構成は次のようだ。
【理念】第1章「当事者とは誰か?─ニーズ中心の福祉社会のために」(上野千鶴子)
【ニーズとサービス 】第2章 「ケアサービスのシステムと当事者主権」(笹谷春美),第3章 「高齢者のニーズ生成のプロセス─介護保険サービス利用者の語りから」(齋藤曉子),第4章「ニーズはなぜ潜在化するのか─高齢者虐待問題と増大する「息子」加害者」(春日キスヨ)
【事業】第5章「福祉多元社会における協セクターの役割」(上野千鶴子),第6章「福祉事業における非営利・協同セクターの実践─生活クラブ生協千葉の事例から」(池田徹)
【制度】第7章「三つの福祉政府体系と当事者主権」(大沢真理),第8章「これからの社会保障政策と障害福祉─高齢者ケアとの統合を含む社会サービスの可能性を視野に」(広井良典)
【アクション】第9章「楽観してよいはずだ」(立岩真也),第10章「当事者主権の福祉戦略─ユーザーユニオンの結成へ」(中西正司)
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