グラフ
公衆衛生の歴史をたどる 世界=7—近代市民革命と健康の自己主権
日野 秀逸
1
,
菊地 頌子
2
1国立公衆衛生院衛生行政学部
2江東区城東保健所
pp.1-8
発行日 1988年1月10日
Published Date 1988/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207456
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資本主義の政治的勝利を示すのが,市民革命あるいはブルジョア民主主義革命とよばれる変革である。市民革命を通じて,近代的な健康観が形成されていく。その基本は,個人の主権に属するものとしての健康,そして,人間の健康という内容である。健康観は公衆衛生のあり方を基本的に規定する。
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