特集 教育に国際的視野を―国際看護学への道
扉
pp.15
発行日 2009年1月25日
Published Date 2009/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101102
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
カリキュラム改正によって,「国際看護学」という科目が誕生します。
ただ,この科目,「災害看護学」同様,内容はなんとなく想像できそうでいて,やはり具体的につかみどころがありません。「国際という言葉はどのような状況で存在するのか」「国内の看護との違いをどう示すのか」「そもそも誰が科目を担当すればいいのか」など,カリキュラムに組み入れるのに苦労されている先生方も少なくないでしょう。
今回は,「国際看護学」に取り組む以前の問題として,看護教育において「国際的視野」をもつとはどういうことか,一個人がもてる「国際的視野」はどのようなものか,それを看護教育でどのように生かせばいいのか,を考えるきっかけにしていただく特集です。
まずは,外国に行かなければ「国際的」になれないわけではない,ということをまず認識していただきたいと思います。
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.