焦点 続・ユースカルチャー その4
大学の学校化と大学生文化
渡部 真
1
,
小池 高史
2
1横浜国立大学教育人間科学部
2横浜国立大学大学院教育学研究科
pp.138-143
発行日 2008年2月25日
Published Date 2008/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100862
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渡部(以下,W) 先日,福島看護教育研究会に招待され,「看護学生と看護教育」という題目で講演してきました。研究会の皆さん,その節はお世話になりました。
小池(以下,K) って,いきなり誰に向かってしゃべってるんですか?
W 福島,いいところでしたよ。街から山並みがすぐそばに見えて,東京では見られない景色でした。梨もおいしかったですし。お呼びいただき,ありがとうございました。
K ですから……。それで,看護教育についてどのようなことを話されたんですか?
W あー,そうでしたね。やっぱり看護のことには素人なんでね,自分の関心あるところ,かつ自分の身近な問題としてあるところの大学と大学教育について話してきました。その話が看護教育について考える際の,1つのヒントにでもなればというつもりでね。
K 何か,無理やりのような気もしますが。
W それがそうでもないんですよ。大学教育の変容とその大学生への影響というテーマは,今,僕が一番関心をもっている問題です。看護教育を考える際の1つの視点として,今日も議論してみたいと思います。
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