焦点 続・ユースカルチャー その2
若者の早期離職について
渡部 真
1
,
小池 高史
2
1横浜国立大学教育人間科学部
2横浜国立大学大学院教育学研究科
pp.150-154
発行日 2007年2月25日
Published Date 2007/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100614
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本を出しました
小池(以下,K) 昨年7月にここで,太宰治の「トカトントン」と『「ニート」って言うな!』という本についてお話してから,早いものでもう半年もたちました。今回は,若者と元若者が,現代の若者について話し合う連載の2回目です。
渡部(以下,W) そうみたいですねえ。この半年,小池さんには何かありましたか?
K 僕は,本誌に「スクリーンに見るユースカルチャー」という連載を始めました。毎月好きな映画を取り上げて,そこからユースカルチャーについて考えてみるという形式で,とても楽しんでやらせてもらっています。先生はどうでしたか?
W 僕は9月に『現代青少年の社会学―対話形式で考える37章』(世界思想社,2006)という本を出しました。去年まで本誌に連載していた「ユースカルチャーの現在」の文章をもとに作った本です。
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