特集 いまなぜポートフォリオなのか─学生評価・教員評価の新たな展開として
扉
pp.9
発行日 2007年1月25日
Published Date 2007/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100588
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医療・看護教育の場に,ポートフォリオが広がっている。
ポートフォリオとは,学習者の達成,向上,成長についての多面的な情報を「証拠」として継続的に収集し,それを教員や学習者自身にフィードバックして,よりよい決定や指導を行うための記録,そしてそれを活用した評価法を指している(本文31ページ)。
ポートフォリオを教育に導入するメリットは,学習の軌跡がわかり,学習者は自己評価でき,教員も学習者の成長過程を合わせて評価できる点である。
本特集では,ポートフォリオの本質に迫り,導入の手順,ポイントを述べ,現場ではどのように取り入れ活用しているのかをレポートする。また,教員の教育活動の評価のために用いられるティーチング・ポートフォリオについても紹介する。
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