特集 在宅看護論の授業展開
第II章 在宅における看護過程―ゴードン機能パターンを使って
在宅における看護過程展開の考え方
大塚 廣子
1
1前東京都立南多摩看護専門学校
pp.998-1001
発行日 2004年11月1日
Published Date 2004/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100515
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在宅看護過程の特徴
在宅看護過程においては,視点図(図1)のように,訪問看護師に生活援助も医療処置もできるためのアセスメント力,計画力,援助力,評価力が期待されている。在宅看護を展開する上で,看護師は療養者と家族の価値観を尊重し,意思決定を支援し,療養者とその家族の自己管理を促進できるよう働きかけ,結果としてQOLの維持・向上につながるような援助をする必要がある。そのためには次の6項目に着目していく必要がある。
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