連載 私の一冊・9
看護哲学を根底にした技術論
川島 みどり
1
1日本赤十字看護大学
pp.902-903
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100152
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- 文献概要
古くから,患者のもっとも近くでもっとも長時間そばにいる職種と自負してきた看護職者である。常に現場感覚を研ぎ澄まし,目の前の事象を正しく受け止め,問題に気づく必要がある。また,困難や矛盾があっても,看護師なら誰でも,看護の喜びを実感しながら働きたいと願っていることだろう。もし,ケアを通して喜びの実感を味わうことができないとしたら,その理由は何かを追求するのが専門職というものである。
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