特集 住民とともにつくる「健康日本21」地方計画
【事例⑤】手づくりで策定した総合保健福祉計画—目標設定を記述した高齢者保健福祉計画と住民参画でつくった母子保健福祉計画
堀 弘子
1
,
佐藤 直美
2
1厚木保健福祉事務所(前神奈川県藤野町民生部健康福祉課)
2神奈川県藤野町民生部健康福祉課
pp.356-363
発行日 2001年5月10日
Published Date 2001/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662903002
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行政のなかには,保健計画や高齢者保健福祉計画,障害者プラン,エンゼルプランとさまざまな計画策定があり,事業者に委託した計画となりやすい。しかし,地域の現場を知っている職員自らが計画策定することにより,計画に対する責任が強くなるのではないかと考える。
保健婦が「保健計画」策定に取り組んだ経験から,町職員が策定する意義は大きいと考え,ヘルスプロモーションの考え方を導入し,手づくりで計画策定をするようになった。その経緯と,保健福祉総合計画のなかで保健婦が直接手がけた「高齢者保健福祉計画」と「母子保健福祉計画」について報告する。
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